やってみよう
あっという間に水無月。先月末の祝辞はお世辞にもご両家、来賓の方々からご高評いただき嬉しい限りでした。ひとまず祝辞デビューを無事に達成できたことについて胸をなで下ろしております。
さて、わたしにとってイヤな時期に入りました。入梅。
なぜ「梅」を使うのか調べてみました。どうやら梅の花、梅干しなどとは関係ないようですね。
Wikipediaいわく…
①毎日のように雨が降ることから、毎を梅に置き換えた説。
②黴(カビ)が生えやすいということで、黴雨(ばいう)と呼んでいたものが転じたという説
など謂われはいくつかあるようです。
職業的には②がとっても怖いな〜って感じします。
そして6月は1年でいうところのちょうど折り返しの月。
他院からの栄養指導の依頼が増加しつつあり、さらに講演会も依頼をちらほらいただいているので自らもステップアップを考えました。
とはいっても大学院への進学はいろいろな事情があって今は困難なので、まずは糖尿病療養指導士を取得してみようかと想います。ちょうど今願書受付中ですからね。
やる気メーターが振り切らないうちにいろいろやってみたいです^^
スピーチ
毎年、看護学校の非常勤講師がこの時期にあります。
1コマ90分を7回。
学生さんは昼間勤務しているのでとっても眠そう。
栄養のことを少しでも興味持ってもらおうと興味がわきそうな話し方で進めているつもりですが、勉強中の看護師さんにはまだピンとこないかも知れません。
私の技術不足でもありますが。
他にも毎年何回か外部で講演を頼まれることがあり、すでにいくつか予定が入っています。聴講者の対象はさまざまですがそれなりにやり甲斐をもってやらせてもらっています。
日常人前で話すことには慣れているので、10人でも100人でもそれほど気持ち的には変わらないのですが、今月末のオファーは全く別。
結婚式の祝辞。
実は私にとって生涯初。部下への祝辞です。
私にも上司がいるのですが、今回上司の代理として急遽スピーチを依頼されてしまいました。
もちろん可愛がっている部下の頼みですから喜んで引き受けましたが、マナーを調べてみたら…
なるほど。これは相当腰を据えてかからないと、最悪の場合部下のみならず、ご両家のご家族、その友人、ご親戚の方々にも多大な迷惑に発展してしまうことがわかりました。
さらに場所はあの帝国ホテル。
何かの罰ゲームですか?
心地よい違和感
北原ミュージアムで見た資料のお話の続き。
1粒300メートル
グリコキャラメルの箱に記載されているキャッチフレーズ。
グリコ創設者 江崎利一氏が考案した言葉だそうです。
公式HPの記載では、20歳の男性が300m走ると、グリコのキャラメル1粒とだいたい同じ消費カロリーになると説明があります。
ですが、写真の説明通りこの言葉が考案された当時は、語呂合わせの理由もあって「40kgの体重の人が300M走るのに必要なカロリー」となっています。
この説明を見て、体重40kgの人?
…はて?と何か妙な違和感が。
よく目にするのは、「体重60kg」とか、「20歳の男子」が例にされることが多いですよね?
体重40kg。想像するにやっぱり子供ですよねぇ。それも育ち盛りな10〜12歳くらいの児童。
そこで、当時の児童の平均体重って実際はどれくらいだったのかなと思い調べてみました。
グラフを見る限りでは、昭和5年から昭和34年までは40kg前半ですね。
14歳は第2次成長期のまっただ中なので、12歳〜14歳と幅を考えると30kg中版〜40kgぴったりくらいかもしれません。
やはり「40kgの人が」というのは当時の育ち盛りの児童が対象だったといえそうです。
余談ですが、昭和24年から男女の体重が逆転しているのも興味深いです。
たぶん昭和24年以前からすでに逆転への変化は見られているのではと思いますが、特に顕著なのが、24年と26年の間。空前絶後の大増殖と言われた団塊の世代が、昭和22年から昭和26年といわれているので、何らかの関連があるのではと予想します。
ここも後で関係性を調べたいところです。
対して、H28年の14歳の平均体重はどうかというと…
平成28年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)より
男女とも50kg台となってます。およそ10kg差がありました。
食生活の変化とともに、児童の発育に変化が生じたため、「40kgの人が300m走ったカロリーと同じ」という表現は、現代に合わないと判断されたのかもしれないですね。
たしかに時代の背景に合わせて消費者のニーズも変化しますから、定期的に中身を見直すことは大事なことでしょう。
グリコのキャラメルが他と違うのは、おまけの封入を先駆けて行ったこと。
その理由だけでも子供達が対象であることは予想できます。
グリコのキャラメルが発売されたのは1922年(大正11年)で、オマケが封入されたのは1927年(昭和2年)だとされています。
昭和2年といえば、金融恐慌の年だそうで玩具を容易に買ってもらいにくいころだったかもしれません。それでも子供達に楽しみを提供したいために、あえてオマケの封入を開始というのは江崎氏の判断だったのでしょうか。景気が回復するまで計画をずらすこともできたはずですしね。
社名のグリコも、多糖類のグリコーゲン(いわゆるブドウ糖の結合体)をもじっており、グリコーゲンの摂取によってお子さんの病気が治癒したことが由来だそうです。
江崎氏の人柄、当時の子供達への愛情の深さが垣間見えるような気がします。
個人的にはこの場合、「20歳の男子が」というより、「体重40kgの人が」という表現が好きです。
この心地良い違和感を楽しみます。
新陳代謝
新年度が始まって10日が過ぎました。
年度末は、次々と事件がありましたが、新年度に入った途端落ち着いていてちょっと不気味。
この時期は進級、異動、入職など人を中心に変化がめまぐるしいですね。ずっと同じ仕事でも新鮮な気持ちになります。
新年度から職場の経営者が変わりました。
経営者が変わる理由は、地域医療の充実、ガン医療の推進…などらしいですが、それって今までと何が違うのかさっぱりわかりません。
職員が分からないのですから地域の方たちはもっと分からないでしょうね。
「病院を売ったのか?」そんな声が地域住民の方から質問として寄せられたそうです。
その回答が先に述べたような理由ではまったく伝わらないでしょうねぇ。
「だから何で経営者が変わるの?」って繰り返されそう。。
私も患者さんに説明をする立場の仕事をしてます。
自己満足にならないように相手にしっかり伝わる説明を心がけたいものですね。
会社も私たちと同じ生き物です。
働く人たちによって会社の健康が促進されたり、不健康になったりします。
会社の1つ1つの細胞がはたらく職員であるとするなら、がん細胞にならないようにしないとですね。。
困りますねぇ
最近このような記事がネットニュースに流れました。
給与面
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保育園
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